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不動産リースバックの仕組みやメリット、悩みなど

1.リースバックとは


リースバックと言う言葉を聞いたことがありますか。
これは住宅ローンの支払いが滞り、自宅が競売にかけられそうになった時に自宅に住み続けるための一つの方法です。
具体的には住宅を第三者企業に売却して、その企業に対して賃料を支払って、そのまま住み続けることです。
リースバックを行うためには企業との契約を交わします。
そして、リースバック期間が終了したら優先的に住宅を買い戻すことができます。
自己所有の不動産を手放したくないと考えている人は少なくありません。
特に子供が小さい時には学校のことや仕事のことがありますから、できるだけ引越しをしたくないと思うでしょう。
任意売却で売ってしまうことも一つの方法でしょう。
どのような方法を取るかはあなたが決めることです。
リースバックをするためには買い手として信頼できる第三者を見つけなければなりません。
そのためにはリースバックを専門的に取り扱っている事務所に相談することが一番でしょう。
事務所では弁護士や司法書士など不動産に関する手続き、負債に関する手続きに詳しい専門家がたくさんいます。
あなたが住宅ローンの支払いで困っているなら、一度相談してみるとよいでしょう。
実際にリースバックをするかどうかは相談してから決めればいいことです。
いろいろなやり方があることを学びましょう。
もちろん、確実な収入を得るためにまじめに働くことは当然です。
それでも収入に対して住宅ローンの支払いが大きいといずれ売却することになるでしょう。





2.リースバックのメリット


不動産に限らずリースバックと言う利用形態があります。
そのメリットについて説明しましょう。
リースバックは不動産を一度リース会社に売却して、それをまたリースすることです。
不動産の所有権は移りますが、実際に使用するユーザーは変わりません。
したがって、事務所や自宅をそのまま使用することができます。
企業がリースバックをする時のメリットはリース会社への売却による一時的な収入です。
また、所有権がありませんから、様々な事務処理から解放されます。
処理簡略化のメリットも大きいでしょう。
個人でリースバックするケースは住宅ローンの支払いができなくなって任意売却を考えている場合となります。
売却してしまうと、自宅を手放すことになりますが、リースバックによって住み続けることができます。
企業においてはリース料が経費となりますから、税務上のメリットが大きくなります。
また、不動産の所有権がありませんから、固定資産税の支払いも必要ありません。
店舗の場合は、土地や建物だけではなく、店舗内の設備類すべてをリース物件とすることが行なわれます。
複数の会社から購入しても一つのリース会社に売却すれば、事務処理は格段に簡略化されます。
不動産を所有していなくても、使用する権利を与えられていれば、実質的には所有しているのと同じことです。
不動産を所有することが目的ではなく、そこに住んだり、事務所を構えることが目的であればリースバックで何の不都合もありません。





3.任意売却とリースバック


任意売却とリースバックは住宅ローンの支払いができなくなった人のための処理の方法です。
まず任意売却ですが、住宅などの不動産が競売になる前に債権者と債務者が相談して売却額を決定することです。
競売よりも任意売却の方が不動産を高く売却することができます。
債務者にとっては売却額が高ければ借金の返済を増やすことが可能となります。
ただ、任意売却をしてしまうと、その不動産は自分の手元からなくなってしまいます。
個人の住宅であれば家を出ていかなければなりませんし、店舗であれば店を畳むことになります。
それではこれまでの生活を大きく変えなければなりません。
住宅ローンは払えないけれども家を手放したくないなら、リースバックと言うことでしょう。
リースバックはリース会社や個人投資家にいったん売却して、それを借りることです。
自分の所有物ではなくなりますが、借家として住み続けることができるのです。
リースバックの契約は数年間ですから、その間に資金を貯めることができれば、住宅を買い戻すことができます。
もちろん、その際にも住宅ローンを組むことになるかもしれません。
いずれにしても、任意売却をしなければならなくなった時の状況から経済的に安定した状況を作らなければなりません。
口で言うのは簡単ですが、収入が増えなければ買い戻すことは難しいでしょう。
自宅を手放したくないと強く願うなら、仕事を頑張ってたくさんの給料をもらうようにしなければなりません。





4.リースバックの仕組み


借金が膨らんで任意売却をしなければならなくなった人は少なくありません。
任意売却になれば家を出ていかなければならないと思っているでしょう。
しかし、リースバックをすることで自宅に住み続けることが可能となります。
このリースバックの仕組みを紹介しましょう。
リースバックとは一旦不動産を売却して、それを借りるということです。
もちろん、不動産の家賃を支払わなければなりません。
それまでは住宅ローンを払っていたのですから、それほど難しいことではありません。
リースバックではリース元の企業や個人投資家との間で契約を結びます。
これがリースバック契約です。
リースバック終了後は買い取りの優先権が与えられます。
つまり、資金を貯めておけば買戻しが可能です。
リースバックは単なるリースと違い、最終的には買い戻すことを想定しています。
しかし、買戻しの金額は売却時よりも高くなりますから、住宅ローンが払えずにリースバックをしたとしても買い戻すことができる可能性は低いと考えるべきでしょう。
短期間で収入を増やすことは簡単ではないからです。
それでも、インターネットに掲載されているリースバックは大きなメリットがあるかのように書かれています。
任意売却や競売の事態になっている人にはリースバックはあまり大きなメリットはないと考えるべきでしょう。
仕組みとしては簡単ですが、売る度に金額は上がっていきます。
リースバック終了後は結果的に不動産を手放す人が多いようです。





5.買戻しとリースバック


任意売却で住宅ローンを帳消しにする方法が注目されていましたが、最近はリースバックが注目されています。
リースバックとは不動産を第三者に一旦売却して、それを借りる方法です。
第三者とは企業の場合もありますし、個人投資家の場合もあります。
いずれにしてもリースバック契約を結び、2年後くらいに買い戻す計画を立てます。
ただ、2年後に買い戻すだけの資金がなければなりません。
自分では無理な場合は、家族や親せきなどの力を借りる必要があるかもしれません。
いずれにしても買い戻すことができれば、元の状態に戻ることができます。
もちろん、自宅は住み続けたままです。
任意売却をしたとしても、近所の人に知られたくないと思っている人は少なくありません。
リースバックによって、それまでの生活パターンを変える必要がなくなるのです。
買い戻すための資金は住宅ローンによって賄うことも可能です。
ただし、買戻しの不動産金額は売却時よりも高くなっています。
そのために資金が必要となるのです。
また、任意売却をしたのですから、自分で住宅ローンを組むことは難しいでしょう。
銀行の審査を通らないからです。
そのため子どもや親に相談することになります。
長年住み続けてきた家を手放したくないと考えている人のための手段としてリースバックはメリットが多いでしょう。
あなたは住宅ローンを滞納していませんか。
滞納してしまう前に対策を考えなければなりません。
まずは専門家に相談しましょう。





6.リースバックと住宅ローン


不動産の売却を考えている人の中には住宅ローンが払えなくなって困っている人もいます。
実に8人に1人の割合で住宅ローンが払えないと言われています。
マイホームを何とかして購入したけれどもリストラなどで収入が激減してしまったために起こっていると考えられます。
不動産は自分の城のようなものです。
できることなら売却せずにそのまま住んでいたいでしょう。
近所との付き合いや世間体も気になります。
そこで注目されているのがリースバックです。
いったん売却して、それをリースする仕組みです。
リース後には買い戻すための優先権が与えられます。
もちろん、そのころには買い戻すための資金を確保しておかなければなりません。
ただ、住宅ローンが払えずに不動産を売却したのですから、サイドの住宅ローンを組むことは難しいかもしれません。
審査をパスできないからです。
親戚や家族などが住宅ローンの肩代わりをしてくれるなら、話は簡単でしょう。
長い人生の中で住宅を手放さなければならない人は大きな挫折を感じてしまいます。
それでも生活していかなければならないのですから、対策を考えましょう。
自分だけでは無理ですから、法律事務所やリースバック専門の相談所を訪ねてみてください。
リースバック以外の方法も提案してくれるでしょう。
不動産の額は大きいですから、売却するとかなりの借金がなくなります。
それだけでも気分的には楽になるはずです。
それまでと同じ家に住んでいるのですが、気持ちを切り替えて新しい出発をしましょう。





7.リースバックの費用


不動産を手放さなければならなくなった人ができる対策としてリースバックが注目されています。
任意売却によって住宅ローンがなくなっても、同時に住むところがなくなります。
そこでリースバックをすることで、そのまま住み続けることができます。
リースバックはリース会社や個人投資家との契約が必要です。
そのための費用はどれくらいかかるのでしょうか。
リースバックの面倒を見てくれる会社は任意売却も同時に担当していることが多いですから、リースバックの費用は任意売却の代金から支払われることが多いようです。
つまり、リースバックのために新たな支払いは発生しないと言うことです。
ただし、リースバックをするために不動産物件の調査を行います。
資産価値を評価するためです。
調査費用は必要です。
もちろん、任意売却をせずにリースバックをすることも可能ですが、その場合はリースバックの仲介手数料を取られることになります。
いずれにしても、手続きを始める前に報酬などについて確認しておくことが大切でしょう。
弁護士や法律事務所がこれらの負債整理を担当することが多いのですが、その報酬額は成功報酬の数割が相場です。
一般の感覚からするとかなり高いと感じます。
しかし、そのまま何もしなければ自己破産になってしまうことも多いですから、その面倒を見てもらう費用と割り切らなければなりません。
住宅ローンで困っているとしても、将来的に明るい展望が見えていれば、もう少し頑張ってみることをおすすめします。





8.リースバックの悩み


住宅ローンの滞納で不動産を売却しなければならなくなった人はたくさんいますが、任意売却や競売では住む家がなくなってしまいます。
引っ越すことになりますから、近所の人にもわかってしまいます。
子どもがいれば転校することにもなるでしょう。
それは避けたいと考えている人がたどり着くのがリースバックです。
リースバックとはいったん売却して、それを借りる方法です。
リース期間がありますから、その間に資金を貯めることが必要となります。
現実的には住宅ローンを払えない人が、新たな資金を貯めることは難しいでしょう。
そのため、親戚や知人を頼ることになります。
リースバックでは不動産の所有権は移りますが、そのまま継続して住むことできます。
自宅に住んでいたいと考える人は多いのです。
ただ、住宅ローンだけではなく、会社の経営がうまくいかずに倒産してしまうこともあるでしょう。
一度売った不動産を買い戻すことは容易ではありません。
リースバックのメリットは知らない人に売っているわけではないことです。
また、自分が借りているのですから、お金さえ貯めれば優先的に買い戻す権利が与えられています。
個人ではなく、企業においても同じようにリースバックをすることがあります。
店舗などの不動産を丸ごとリースバックするのです。
リースの支払いは経費となりますし、固定資産税を払う必要もありません。
企業にとってもメリットのある手法と言えます。
ただ、経営が苦しくなってからの不動産のリースバックはおすすめできません。





9.リースバックの相談


不動産を所有していると固定資産税を払わなければなりません。
また、住宅を立てていれば、住宅ローンも払っているでしょう。
これらの支払いは景気が良ければいいのですが、近年のような不況においては給料が下がることが懸念されるため、家庭の収支に影響を与えているでしょう。
住宅ローンを払わなければ、競売にかけられてしまいます。
マイホームにしがみつく気持ちはわかりますが、お金がなければどうしようもありません。
それを避けるために任意売却が考えられますが、それよりもいい方法として提案されているのがリースバックです。
インターネットで調べると、リースバックの仕組みはわかります。
それよりも法律事務所などに相談してみると、リースバックの詳しい手続きやメリットを説明してくれるでしょう。
債務が払えなくなった時にはまず相談することが大切です。
無料で相談に乗ってくれます。
自分だけで考えていても明暗は浮かびませんから、専門家に相談するのです。
しかし、必要な書類などを作成しなければなりませんから、自分一人でやろうと考えないことです。
手続きをしてもらうための手数料をケチっていては、本来の目的を果たせなくなります。
住宅ローンが払えなくて不動産を売ることは、よくある話です。
健康な時なら仕事ができるでしょうが、病気になってしまうかもしれません。
リースバックや債務超過の話を他人事と思って読んでいませんか。
自分のみに降りかかっても対処できるように準備しておくことが大切です。





10.リースバック不動産


任意売却を専門的に取り扱っている企業があります。
最近は任意売却よりもメリットがあると考えられているリースバックの取り扱いが増加しているようです。
リースバック不動産は不動産を売却して、賃貸契約を結ぶことです。
所有権がなくなりますから、固定資産税を払う必要がありません。
また、住宅ローンもなくなって、代わりに家賃を払うことになります。
高額な住宅ローンの支払いから解放されるための手続きです。
自分だけでリースバック契約をしてくれる買主を探すことは困難です。
そのため仲介をしてくれる企業があります。
任意売却のトータルプランナーとしてMSプランニングがあります。
もちろん、任意売却やリースバックだけではなく買戻しや不動産買い取りの斡旋も行います。
不況によって企業の倒産が増加していますが、新しい企業も登場します。
不動産の斡旋は景気に関わらず、活気があるのでしょう。
不動産の売却件数は経済指標の一つとなっています。
単なる不動産屋ではなく、法律や金融、経済から投資に至るまで幅広い専門家がそろった企業に相談することをおすすめします。
的確なアドバイスをもらうことができるでしょう。
このようなリースバック不動産を取り扱う企業の収益は任意売却などから得られます。
したがって、売却金額の交渉なども積極的に行って、少しでも高く売却できるように努力してくれるのです。
結果的にあなたの力強い味方になることでしょう。
借金で苦しんでいる時は、信頼できる企業が頼もしいですね。





11.リースバックと弁護士


住宅ローンの滞納は弁護士に相談するとよいでしょう。
銀行との任意売却の交渉、その後の対処方法など一般の人ではわからないことがたくさんあります。
金融のこと、経済の仕組み、法律、そして不動産のことを知っている弁護士が一番です。
不動産リースバックが注目されていますが、専門家でなければすべてのことを把握していないでしょう。
また、不動産売買のパイプが必要です。
弁護士だけでは不動産売買はできません。
企業として多方面の情報を持っているところを選びましょう。
任意売却からリースバックに注目が移っていますが、簡単に解決するわけではありません。
あなたの収入が増えるわけではないからです。
限られた収入の中で生活するための方法を提示してくれるのです。
まずは電話やメールで相談してみましょう。
24時間受け付けてくれます。
もちろん、相談しても簡単にリースバックできるわけではありません。
現在の債務状況や不動産の評価など総合的に判断する必要があります。
契約を結ぶ前に自分の希望を明確にしておきましょう。
任意売却して引っ越しをするか、リースバックで住み続けるかと言うことです。
また、リースバック後の買戻しも視野に入れておかなければなりません。
リースバック後の買戻しは売却時よりも高くなります。
そのため、簡単に資金を調達することは難しいでしょう。
結果的にリースバック契約を破棄して、別の家に引っ越すことになるかもしれません。
いずれにしても、あなたが明確な方針を決めてから相談しましょう。





12.リースバックの企業


自宅が競売にかけられそうになっている人はどれくらいいるのでしょうか。
景気が良く、会社が順調な時は安心して住宅ローンを組んでいるでしょうが、不景気になると途端に支払いが滞ってしまうのでしょう。
不動産の任意売却やリースバックを専門的に取り扱っている事務所がたくさんあります。
弁護士や不動産鑑定士、不動産売買の専門家など幅広い人材を武器に債務者の救済を仕事としています。
全国の案件に対応してくれますから、まずは電話やメールで相談してみるといいでしょう。
最初の相談は無料かもしれませんが、手数料などについて確認しておくことが大切です。
一般的には弁護士への法律相談と違って、リースバック契約成立後の成功報酬だけを支払えばいいでしょう。
その成功報酬もあなたが現金で支払うのではなく、任意売却後の売上金からの相殺となります。
したがって、直接手元にお金がなくても、安心して相談できるのです。
不動産業界は売買先を幅広く知っていることが有利なことは間違いありません。
そのために経験豊富な企業を選ぶことが大切です。
どこの事務所に相談するか、じっくりと考えてください。
もちろん、ローン会社から督促状が来るようになると、時間的猶予はありません。
そうなる前に相談すればいいのです。
リースバック契約を斡旋している企業では任意売却物件の購入も仲介しています。
一般の物件ではなく任意売却の不動産ですから、価格は相場よりも安くなっています。
不動産を購入したいと考えているなら、相談してみるのもいいでしょう。





13.リースバックと競売


法律事務所のサイトを見てみましょう。
競売はできるだけ避けてリースバックを利用するようにアドバイスがあります。
一般的に住宅ローンが払えなくなると、銀行から問い合わせがあります。
もちろん、支払いが確保できなければ担保の不動産は差し押さえられてしまいます。
住む家がなくなってしまうのです。
競売では不動産を希望している人が買い取りますが、一般的には安い価格となります。
それを避けるために任意売却を考えた方がいいとアドバイスをする弁護士がおいのです。
また、不動産リースバックを利用すれば、家を手放さずに済むケースもあります。
24時間対応で無料相談を受け付けてくれます。
弁護士だけではなく不動産鑑定士や不動産売買の専門家がそろっている事務所に相談しましょう。
競売よりも任意売却の方が有利な条件となるのは、債権者である銀行との交渉ができるからです。
経験豊富な弁護士なら、交渉も得意でしょう。
住宅ローンの督促状が届くと、あまり時間的な余裕がありません。
最初のころは平易な文章かもしれませんが、度重なると有無を言わさず差し押さえの事態になるでしょう。
差し押さえられてしまうと、家から追い出されることになります。
すぐに弁護士事務所に相談してください。
このような事態になる前にインターネットで調べておくことをおすすめします。
ゆっくりと相談すればいいからです。
何事もなく住宅ローンが払えれば安心していいでしょう。
払える見込みがないと判断したら、すぐに対応を考えましょう。





14.リースバックの問題


不動産のリースバック方式による店舗を立てることが一般的になっています。
街角のコンビニやファミリーレストランなどはほとんどリースバック方式です。
リースバック方式になるのはメリットがあるからです。
リースバック方法は、コンビニから依頼された不動産会社や建設会社がオーナーの土地に店舗を立てます。
完成後はリース契約によって毎月返済していくことになります。
金融機関からの多額の借金をする必要がありませんから、リスクは低くなります。
しかし、ここに一つの問題があります。
それは不動産会社と建設会社にすべてを任せているため、建設費が高くなってしまうことです。
オーナーは専門家ではありませんから、金額の評価をすることは難しいでしょう。
そこで、このような問題をチェックしてくれる企業があります。
誰でも同じようなことを考えていますから、意外と需要は高いのでしょう。
土地を有効活用するために店舗を作り、テナントを入れることは経済的効果が期待できます。
積極的に進めるべきでしょう。
建設会社に対してコストダウンを要求していくことが、結果的にいい店舗を作ることにつながります。
お金を節約するのではなく無駄を省くことが大切です。
リースバックと聞くと住宅ローンが払えなくなった人のための方法と思っている人もいるかもしれません。
しかし、企業にとってメリットの大きい方式ですから、いろいろなところで採用されています。
あなたもフランチャイズのオーナーになった時にわかるでしょう。





15.リースバックの理由


資金繰りに困っている中小企業だけが不動産のリースバックを行っているわけではありません。
大企業でも本社ビルをリースバックしているケースがたくさんあります。
このように不動産のリースバックを採用する理由について考えてみましょう。
住宅ローンの滞納でやむを得ずリースバックをしている人の場合とは明らかな違いがあります。
企業における不動産リースバックのメリットの一つは資産のオフバランス化です。
オフバランスとはバランスシートつまり貸借対照表から外すことです。
貸借対照表にはすべての資産が記載されますが、リース物件は資産ではありません。
したがって、起業の収益を向上させることができるのです。
また、自社保有であれば固定資産は流動しませんが、リースによって流動性を与えることができます。
リースバックでは売買契約と同時にリースバック契約を行いますから、不動産や設備はそのまま使い続けることができます。
一時的ですが、資産を売却しますから、資金調達として活用することも可能です。
大手企業でも本社ビルをリースバックしている企業がたくさんあります。
特に店舗を持っている企業においては経営不振で不動産売却を考えたとしても、店舗を売ってしまうと営業ができなくなります。
それを避けるためにリースバックするケースもあります。
リースバックで手元に資金ができるからです。
実際の企業ではリースバックする理由は様々でしょう。
経営者の考えもあります。





16.リースバックの事例


企業経営が厳しくなった会社や住宅ローンを滞納している個人に対して、不動産の売却ではなくリースバックを提案するケースが増加しています。
ある企業でのリースバック事例を説明しましょう。
あなたもいつ同じ立場になるかわかりませんから、その時のための知識として知っておくことは有益でしょう。
先祖代々受け継いできた土地に住んできた社長の話です。
バブル期に運転資金を調達しましたが、住宅を担保としてローンを組んでいます。
ローンの残高は3,000万円程度残っていました。
経営パートナーが体調を崩したため、店舗の経営が立ち行かなくなり、売り上げも減少して銀行への支払いができなくなりました。
貯金も使い果たしたため、最後に残った土地を売ることを決めました。
ただ、そのまま売ってしまうと住むところがなくなってしまうため、リースバックを提案されたのでした。
ただし、社長には家賃支払いの目途がありませんから、息子夫婦が契約者となりました。
つまり、社長は不動産をリース会社に売却して、息子がリースバック契約を結んだのです。
もちろん、住宅ローンの残りは売却益と相殺されました。
息子夫婦が住むために家を改築したため、その住宅ローンの契約も結ぶことになりました。
このような手続きを個人で行うことは無理があります。
適切なアドバイスをしてくれる不動産事務所を見つけておくことが大切ですね。
特にリースバックや任意売却などの実績が豊富なところがいいでしょう。





17.リースバック契約


地主とリース会社の間で契約するリースバック契約について紹介しましょう。
これは店舗などを出店する時によく使われる方法です。
不動産として土地を持っていても、コンビニなどを建設するためには資金が必要です。
住宅ローンなどを組むことは可能ですが、店舗経営が不透明であればリスクが大きくなります。
店舗を閉めても、住宅ローンだけが残ってしまいます。
これでは誰もコンビニを作りませんね。
そこで、コンビニの店舗の建設費用をコンビニ店が建設協力金として拠出し、出来上がったらリース会社に売却します。
その後、リース会社は地主とリース契約を結びます。
自分で建てた家をそのまま売却してリースするため、リースバック契約と呼ばれています。
不動産のリースバック契約は10年から20年程度が一般的ですが、物件によって違うこともあります。
地主は20年かけて店舗の売り上げから支払っていくことになります。
建物の所有権はテナントではなく、地主にあるため、テナントと地主が別の人である場合には、トラブルが起こる可能性も否定できません。
つまり、地主の都合でテナントが経営できなくなる恐れがあるのです。
もちろん、このような事態に備えるため、テナントと地主の間できちんとした契約を結ぶことになります。
また、契約だけではなく、お互いの信頼関係を強くしておくことが大切です。
地主は土地の有効活用ができればいいですし、テナントは店舗経営がスムーズにいけばいいのです。





18.定期借地契約とリースバック


定期借地契約と不動産リースバックの違いについて説明しましょう。
定期借地契約の場合は地主が土地を貸して、テナントが店舗を立てます。
これに対してリースバックは地主が店舗を立てて、テナントに貸します。
建設費用はテナントが立て替えることになります。
地主にとってはどちらがいいのでしょうか。
不動産を有効活用すると言う意味ではどちらも変わりません。
テナントの経営が順調であれば、何の問題もありませんが、売れ行きが思わしくなければ、店舗を畳んでしまうかもしれません。
当然ながら契約違反ですから違約金を払うことになります。
ただ、コンビニなどは店舗の場所によって売り上げが大きく左右されますから、違約金を払っても出て行くことになるでしょう。
客の入りがいいコンビニならすぐに違約金分を取り戻してしまうからです。
地主としては大きなリスクとなります。
定期借地契約はテナントの店舗ですから、テナントが出て行っても損失はありません。
貸し賃が入ってこなくなるだけです。
この他に税金なども若干の違いがあります。
これらをよく鑑みて、契約することが必要です。
目先の利益だけを求めるのではなく、長期的な利益を考えるようにしましょう。
リースバックは借金から逃れるための手段と考えている人もいるでしょうが、一般的な事業でも活用されています。
法律上の何ら問題ない手順です。
自分の家を持ちたいと思っている人は多いのですが、そのためには資金が必要です。
無理をして住宅ローンを組んでも、破たんするような計画を立ててはいけません。





19.リースバックの流れ


住宅ローンの滞納で苦しんでいる人の解決策として任意売却が行なわれてきましたが、住んでいる家を手放すことになりますから、本人も家族も精神的痛手が大きくなります。
そこでリースバックの提案が増加しています。
一旦任意売却した不動産を借りる方法がリースバックです。
リースバックは売却先との賃貸契約となります。
毎月家賃を支払うことになります。
売却先はリースバックを提案してきた事務所と関連した不動産会社の場合がほとんどです。
つまり、任意売却から、リースバックまですべてをまかなっている会社がたくさんあるのです。
リースバックにすることで固定資産税を払う必要がなくなります。
もちろん住宅ローンも任意売却によって大半がなくなっているはずです。
月々の支払い額は大きく減額されることが大きなメリットでしょう。
ただ、買戻しを考えた場合にはかなりハードルが高いと言えます。
自分の資金だけで買い戻すことは不可能ですから、最終的には引っ越しを考えるか、親戚を頼ることになるでしょう。
払えない住宅ローンを組んでしまったことが直接的な原因ですが、不況のあおりで職を失ってしまった人もいるでしょう。
人生にはいろいろな苦労があります。
いつも平穏無事なわけはありません。
それでも頑張っていきましょう。
支援団体のリースバックではできるだけ家を残しておけるようなアドバイスをしてくれるはずです。
詳しいことは相談しながら契約を進めることになります。
家族の幸せのためにできることをやるだけですね。





20.住宅所有とリースバック


住宅購入が夢だと考えているサラリーマンはたくさんいます。
そこで任意売却などで売りに出されている物件を探してみてはどうでしょうか。
通常の中古住宅よりも安価に購入できる可能性が高いでしょう。
最近ではリースバックを活用して、住宅ローンが払えなくなっても、そのまま住み続けている人もいますが、最終的には手放すことが多いようです。
もちろん、任意売却物件はいつも希望の物件があるわけではありません。
不動産会社などに会員登録をして自分の希望物件を登録しておけば、物件が見つかった時にメールが来るようになります。
新築の高い住宅を購入しても、住宅ローンが払えなければ意味がありません。
住宅所有のためにはローン返済の計画を立てておくことが大切です。
長期に亘りますから、病気やリストラのこともある程度考慮しておきましょう。
始めから新築住宅をリースバックにすると言う考えもあります。
自分が借主ではなく、貸主となるのです。
アパートの経営などで使われている方法です。
住宅所有は自分の居場所を確保することが、生活を安定させることになります。
不動産に関する手続きはいろいろな方法があります。
単なる不動産会社ではわからないことも多いでしょう。
法律に詳しく、そして不動産売買も手掛けている会社を見つけておくことが大事ですね。
借金が行き詰まってから探すよりも今のうちに探しておくことが大切です。
住宅を手放すことがないようにしたいものですね。
住宅ローン計画的に利用しましょう。