お役たち情報ブログ!

役に立つ情報をご紹介致します。どうぞ宜しくお願い致します!

高い中性脂肪を減らす食事や飲み物 魚や烏龍茶

1.中性脂肪には肉より魚を

年を重ねていくと体のいろいろなところが気になってくることが多いものですが、その中のひとつに中性脂肪があります。
健康診断などを受けた際、中性脂肪が高いので減らすようにと指示されている人も少なくないでしょう。

現代の日本の食生活や生活習慣は昔と比べカロリーも高く、必要以上に中性脂肪を増やしてしまう傾向にあります。
肉食中心などの食事の欧米化が、その原因のひとつであるといえます。

健康やダイエットに気を遣うならば、やはり食事は肉よりも魚を中心にした方がいいでしょう。
サバやハマチなどの魚料理は、特に中性脂肪値を減らすのに大きな効果があるといわれています。
また、同時にコレステロール値も下げるといわれており、注目が集まる食材です。

サバやサンマ、イワシなどには「EPA」が多く含まれています。
EPAは、中性脂肪やコレステロールを減少させる働きがあるといわれている成分です。
普段から脂肪分やカロリーの高い脂っこい食事をとっている人は、これらの魚を食べる量を増やすことにより、きっとその効果が現れてくるはずです。
魚なら缶詰の種類も多いので、常にいくつか常備しておけば「もう一品欲しい」というときにも助かりますね。

中性脂肪を減少させ、健康を維持していくためには、やはり根本的に食事のメニューを見直す必要があります。
毎日肉ばかり食べている人は少しずつでも魚や野菜を多く食べるようにしていき、徐々に野菜や魚中心の食事にしていくと、健康にとってもいいかもしれません。

 

 

2.中性脂肪と食事の関係

病院で健康診断を受けたら、中性脂肪値が高いので気をつけるようにと医者に言われた。
そういった方も少なくないでしょう。
普段から食事に対してあまり気を遣っていない方だと、どうしても「好きなものを好きなだけ」という食べ方になってしまいがちです。

中性脂肪の値は食事の内容だけでなく、量や摂り方にも大きく影響されるといわれています。
もちろん運動することも大切ですが、まずは普段の食生活について改めて見直す必要があります。

中性脂肪値を減らすためには、あまり量を食べすぎないことです。
昔から食事の目安として「腹八分目」という言葉もあるくらいですから、食事はほどほどのところでやめておくのが健康の秘訣でもあります。
いつもお腹がいっぱいになるまで食べてしまうという人は、少しずつでも量を減らすことが大切です。

また、食事のバランスも大切です。
朝、時間がない方だと朝食をとらないという人も多いでしょう。
しかし一日の活動エネルギーを支えるのは、その日最初に食べる朝食です。
そう考えると、軽視されがちな朝食がいかに大事なものかわかるでしょう。
朝・昼・晩をバランスよく食べることで、より健康的な体になっていくのです。

さらに、カロリーが高いものを夕食に食べるのは控えた方がいいかもしれません。
加えて糖分が高い甘いものや果物も、中性脂肪の原因になりかねないので夜に食べるのはお勧めできません。
夜はさほどカロリーを消費しませんから、肥満の原因にもなります。
そうしたことから、夜遅い時間帯や寝る直前の飲み食いは控えたいものです。

 

 

3.中性脂肪に黒烏龍茶

CMなどでもおなじみの黒烏龍茶
ご存じの方も多いでしょう。
特に「サントリー黒烏龍茶」は中性脂肪の値を減らす効果があり、ダイエットに気を遣っている人でも飲んでいる人が多いようです。

普段から健康に対する意識が高い人が増えてきているため、糖分が大量に入っている上にカロリーも高いジュースや炭酸飲料より、お茶を飲む人が増えてきています。
そのため、コンビニはもとより、一つの自動販売機でもいくつかのお茶のラインナップが用意されているのがほとんどです。

もともと中国では、ウーロン茶は体にいい飲み物として知られていました。
そのウーロン茶のよさをもっと引き立てて販売されたのが、サントリー黒烏龍茶というわけです。

ウーロン茶には、「烏龍茶重合ポリフェノール」という成分が入っています。
このポリフェノールが食べ物からの脂肪吸収を抑える効果があるとされ、そのため食後に中性脂肪値が上昇するのを防ぐといわれています。

「良薬口に苦し」という言葉もあるくらいですから、健康にいいものは美味しくないといったイメージもあるでしょう。
しかしながら、この黒烏龍茶はそれほど苦みや渋みもなく、さっぱりとした味わいで比較的どんな食事にもあいます。

だいたい一食につき、小さなペットボトル一本ほどの黒烏龍茶を飲むのがいいとされています。
もちろん黒烏龍茶を飲むだけで中性脂肪対策が万全というわけではありませんが、普段の生活に習慣として取り入れていけば、中性脂肪を減らす効果がでてくるはずです。

 

 

4.中性脂肪にサプリメント

何とかして中性脂肪値を減らそうと頑張っているものの、なかなか思うように減ってくれない。
そんなときには、サプリメントの力を借りてみるのもいいかもしれません。
最近では、ダイエットや健康のために普段からサプリメントを飲んでいる人が少なくありません。
みなさんの中にも、何種類か飲んでいるという人もいるのではないでしょうか。

しかし、今飲んでいるサプリメントに確かな効果があるかどうかというのは、はっきりとはわかりづらいものです。
また、サプリメントの中には中国産のものも数多くあります。
昨今の一連のニュースを見て、中国産のものを避けているという人もいるでしょう。

しかしながら、サプリメントは一般の食品に比べると、製品化にあたってのチェックがかなり厳しくなっています。
ですから、中国産であってもそれほど心配はないだろうといえます。

また、サプリメントは高い効果があるとはいえ、薬ではありません。
基本的に、薬は何かしらの症状、たとえば腹痛であったり、頭痛であったりという痛みが発生してから服用します。
それに対し、サプリメントはそれらの症状が起きないよう予防するために飲むものです。

中性脂肪値を減らすのにサプリメントを利用するのはいい方法ではありますが、もちろん万能ではありません。
それさえ飲めば大丈夫、というものでもないのです。

結局のところ、重要なのは普段からの食事です。
塩分が高い場合は塩分を減らす、量が多い場合は量を減らすなど、食生活を改善していかないとなかなか中性脂肪も減っていかないでしょう。
あくまでも食事がメインとして考え、サプリメントはその補助として考えるのがいいかもしれません。

 

 

5.中性脂肪を減らす成分とは

中性脂肪は、本来体を動かすためのエネルギーの元になります。
しかし、現代日本ではどうしても中性脂肪を摂り過ぎる傾向にあり、その値が高い人も少なくありません。
そうなると、当然健康にとってもよくありません。

中性脂肪を減らす上で、基本となるのが食事と運動です。
普段の生活習慣を変えていかないと、一時的に症状が改善したとしても、また元に戻ってしまいます。
特に食事は油断していると、脂っこいものやカロリーが高いものを食べてしまいがちです。
そうならないためにも、中性脂肪を減らす成分があるものを食べることが大切です。

中性脂肪を減らす成分としてよく知られているものに「EPA」があります。
EPAとはエイコサペンタエン酸のことで、人間に必要な必須脂肪酸のひとつです。
また、体の中で生成されることがないため、食べ物から摂る必要があります。

EPAはサンマやサバ、イワシ、カツオ、アジなど魚に多く含まれています。
中性脂肪やコレステロールを減らす働きがあるとされており、ダイエット効果も期待できます。
日頃から食事にお肉を食べることが多い人は、意識して魚を多めに摂るようにするといいでしょう。

その他には、オレイン酸も効果的です。
コレステロールの悪玉を下げて善玉を上げる働きがあり、オリーブオイルを多用している地中海地方では、脂肪を多く含む食生活にもかかわらず冠状動脈疾患などが少ないといわれています。
オレイン酸はごま油や菜種油、オリーブオイルなどに多く含まれています。

もちろんバランスをとることが第一ですが、意識してEPAオレイン酸を摂るようにすれば、中性脂肪を減らす効果が期待できるでしょう。

 

 

6.運動で中性脂肪を減らす

健康診断などで中性脂肪の値が高いことを指摘され、何とかそれを減らそうと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、中性脂肪を減らすといっても、具体的に何をしたらいいのかわからないという人も少なくないでしょう。

中性脂肪を減らす上で最も基本となることは、「食事」と「運動」です。
栄養のバランスがしっかりととれた食事を適量食べることが大切です。
食べ過ぎは禁物なので要注意です。
また、適度な運動が中性脂肪を減らすことになります。
しかし、普段運動していない人が急に体を動かすと、怪我をしたりどこかを痛めたりしやすいので、その点には注意が必要です。

運動の効能は、第一に脂肪の燃焼があります。
脂肪を燃焼し、酵素を活性化することで中性脂肪を減らすのです。
そこでお勧めなのが、ジョギングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動です。
特にジョギングなら特別な準備もいりませんし、ちょっと時間が空いたときにでも簡単にできます。
最初はゆっくりとしたペースで始めれば、怪我をする心配も少ないでしょう。

しかし最も効果が高いのは、恐らく水泳でしょう。
水泳は全身運動でもあるので、カロリーの消費量もそれだけ大きくなります。
中性脂肪を減らしつつ、ダイエットにも非常に期待ができる有酸素運動といえます。

ただ、毎回同じ運動をしていると飽きてしまう可能性もあります。
いろいろな運動を組み合わせることで新しい刺激になり、それが運動を継続させていく力にもなります。
習慣的に運動を続ければ健康にもいいですし、中性脂肪も自ずと減ってくるはずです。

 

 

7.中性脂肪による弊害

メタボリックシンドロームの現状がよくならないことを受け、メタボ診断が義務化されました。
そのため、医師の診断を受けて今の状態を何とかしようと思っている人も多いことでしょう。
たとえば、中性脂肪が高い、コレステロール値が高い、血圧が高いなどなど、年をとってくると、こうした耳が痛いようなこともいろいろと言われるようになります。

そもそもメタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満、高血圧、高血糖、高脂血症といった症状が二つ以上合併した症状のことをいいます。
このうち高脂血症には、中性脂肪の値が大きく関係してきます。

高脂血症とは、血液中に溶けている脂質の値が必要量よりも異常に高い状態を指します。
また、異常に増加していても、ほとんど自覚症状がないという特徴もあります。
この血中脂質が高い状態が続くと、狭心症心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高まるので、十分な注意が必要です。

ただしメタボ診断の基準は、男女ともにウエストの測定値で決められるという大ざっぱなものなので、そのことが問題として取り上げられることもあります。
しかしながら、中性脂肪やコレステロールを減らすことは健康を維持する上で不可欠であり、無視できない大きな問題であるともいえるでしょう。
中性脂肪が高い状態を改善するには、まず普段の食生活から見直していかなければなりません。
脂分の多い肉を食べる機会を減らすのもいいですし、野菜を多く摂ることも大切です。
また、青魚には中性脂肪を減らす成分が含まれているので、それらを積極的に食べるようにするのもいいでしょう。

 

 

8.中性脂肪を減らすにはバランスのとれた食事を

中性脂肪を減らす上で、第一に考えなければならないのは毎日の食事です。
誰でも毎日食事をとるわけですから、その一回一回の食事についてしっかりと気をつけなければなりません。
あまりにも無頓着でいると、肥満の原因にもなります。

食事のメニューを考えるにあたって、ポイントとなるのはカロリーです。
中性脂肪を減らすためには、食事からの摂取カロリーを適正値に抑えることが重要です。

一般的な成人の適正摂取カロリーは、1,800kcalから2,200kcal前後と言われています。
もちろんこれはあくまで目安であり、性別によっても異なりますし、年代、または普段の仕事環境によっても異なってきます。

たとえば、仕事がほとんどデスクワークの30代男性なら、2,200kcalほどが目安となります。
建設業や宅配業など激しい運動をする人ならば、同じ30代の男性でも3,500kcalくらいが適正摂取カロリーとなってきます。

こうしてみると、普段からデスクワークの人はそこまで高いカロリーが必要ではないということがわかります。
それなのに、外食ばかりでファストフードや脂っこいものなど、カロリーの高いものばかりを食べていれば当然カロリーの摂りすぎとなり、同時に中性脂肪の元になってしまいます。

カロリーは食事をする上で大きな指標となりますが、さらに大事なことは食事のバランスです。
どれかひとつに偏るのではなく、タンパク質や炭水化物、脂質などをバランスよく摂ることが大切です。

 

 

9.どうしても肉料理が食べたくなったら

メタボ診断などで、中性脂肪やコレステロールの値が高いので減らすようにと言われたことがある人は、食生活が欧米化した現代では少なくないはずです。
中性脂肪を減らすには、肉中心の食事より野菜や魚中心の食事の方がいいと言われています。
そうはいっても、今まで好んで食べていた肉をまったく食べないようにするというのも難しいものです。

どうしても肉が食べたいという人には、豚肉がお勧めです。
豚肉にはビタミンも多く含まれていますし、脂身の少ないもも肉やヒレ肉なら、それほど中性脂肪も増えないでしょう。

その場合、豚肉と一緒に食べたい食材はキムチです。
キムチには「カプサイシン」という辛味成分が含まれており、これが中性脂肪を減らす効果を増幅してくれるのです。
その理由は、血行を促してエネルギーを消費しやすくするためです。
そのため豚肉とキムチを組み合わせれば、中性脂肪を減らす高い効果が期待できるというわけです。

作り方も簡単で、一口大に切った豚肉に下味をつけ、フライパンか中華鍋で炒めます。
そこに汁気を軽く絞ったキムチを加えます。
そのまま炒めていき、汁気がなくなってきたら鍋に酒を大さじ1杯加え、最後にネギを散らせば完成です。

中性脂肪のことを考えると、肉食より魚や野菜中心の食事をした方がいいと言われていますが、このように脂身のない部位と中性脂肪を減らす効果のある食材を組み合わせることにより、ダイエット中でも過剰な我慢をする必要がなくなります。
魚中心の食生活をしていて肉がどうしても食べたくなったときには、ぜひ試してみてください。

 

 

10.中性脂肪が高くなる原因

中性脂肪の値が高い人は、まず普段の生活を見直す必要があります。
中性脂肪値が高いままでいると血液がドロドロになり、動脈硬化や心筋梗塞脳梗塞になる危険性が高くなってしまいます。
また、肥満による内臓脂肪の増加は、肝硬変や肝臓がんなどの原因にもなります。

中性脂肪が高くなる原因は、まず食事にあります。
いつも肉ばかり食べていて野菜や魚をあまり食べない人は栄養バランスも悪く、中性脂肪やコレステロールが高くなってしまう原因にもなります。
脂っこい食べ物や油を多く使った揚げ物などを食べ過ぎると、体が中性脂肪を消費しきれずに溜め込んでしまいます。

また、運動不足も中性脂肪が高くなる原因のひとつです。
車や電車移動が多いと、自然と歩く量が少なくなってしまいます。
普段から一駅分は歩くなどして運動の量を増やすことにより体が代謝しやすくなり、肥満の予防にもなります。

さらに、お酒を飲み過ぎるのもよくありません。
適度な量ならば問題ないのですが、過度にアルコールを摂取すると中性脂肪の消費を邪魔してしまうことになります。
中性脂肪は肝臓で作られているので、アルコールを過剰に摂取していると肝機能も低下してしまう恐れもあります。

また、タバコも中性脂肪を減らすのによくありません。
本来、タバコは百害あって一利なしのものです。
喫煙は血管の収縮を促し、赤血球が酸素と結びつくのを邪魔し、その結果血液がドロドロになってしまいます。

以上が中性脂肪の値が高くなる主な原因です。
これらの原因を減らすことにより、今よりも健康な体を手に入れることができるでしょう。

 

 

11.中性脂肪を減らす成分

中性脂肪を減らすためには、食事を改善したり、運動したりすることが大切。
頭ではそうわかっていても、なかなか実行に移せていない人も多いのではないでしょうか。
また、忙しくてなかなか運動する時間もとれないという人もいるでしょう。

そんな人にお勧めなのが、中性脂肪を減らす効果があるサプリメントです。
中性脂肪を減らす成分は、EPADHAといわれています。

EPAとはエイコサペンタエン酸のことで、DHAとはドコサヘキサエン酸のことです。
どちらもイワシやマグロ、アジなどの青魚に多く含まれている成分です。
中性脂肪を減らすだけでなく、血液をサラサラにして、動脈硬化や心筋梗塞脳卒中などの危険な病気を予防する効果もあるといわれています。

アメリカでのある研究では、これらを配合したサプリメントを摂った人は中性脂肪値が約30%も減少したという結果も出ています。
こんなに高い効果があるのなら、一度試してみる価値はあるといえるでしょう。

EPADHAのサプリメントは安いものだと1,000円ほど、少し高いものになると8,000円程度のものまでいろいろな種類があります。
もちろん安いに越したことはないですが、あくまでも重要なのはその効果です。
いくら安いからといっても、全く効果がなければ結局お金を無駄にしてしまいます。

そもそもDHAEPAは安い成分ではないので、ある程度の価格がするのは当然のことです。
中性脂肪を減らすためには、DHAEPAが1日に400mg以上とれるサプリメントがいいでしょう。

 

 

12.中性脂肪とお酒の関係

年を重ねてくると、やはり自分の体の健康が気になってくるものです。
健康診断を受けた結果、いろいろな問題点を指摘された人も多いのではないでしょうか。
血液検査で、中性脂肪の高いことを注意された人もいるでしょう。

たまに「中性脂肪を燃やしてダイエット」などという宣伝文句を見かけることがありますが、これはちょっと眉唾ものです。
というのも、筋肉はそのまま中性脂肪を燃やすことはできないからです。
筋肉が使うのは脂肪酸なので、中性脂肪を燃やすということはありません。
正確には、脂肪酸を燃やしてダイエットということになるでしょう。

中性脂肪が高い状態というのは、肝臓が中性脂肪を作りすぎている状態です。
また、肝臓が作った中性脂肪は脂肪細胞に蓄えられるので、その結果として体脂肪が増加してしまいます。

それから、意外と勘違いされている人も多いようですが、アルコールを頻繁に飲んでも、アルコール自体は体内で分解されてしまうので、直接肥満の原因になるわけではありません。
しかし、肝臓がアルコールを分解する際に中性脂肪の合成が促進されてしまい、結果として飲酒は「高中性脂肪血症」の元になってしまいます。

そうしたことから、酒の量を減らすことで体重が減ることもあります。
肝臓での中性脂肪の合成量が減るため、結果として脂肪細胞へ送られる中性脂肪が減り、脂肪細胞が小さくなっていくためです。
つまり、お酒の量を減らすことで体重が減ったり、中性脂肪が減るということは十分にあり得るのです。

 

 

13.中性脂肪の原因

みなさんは定期的にきちんと健康診断を受けていますか。
年に1度はしっかりと健康診断を受けている人も多いでしょう。
健康診断の中で引っかかりやすい項目のひとつとして、中性脂肪が挙げられます。
中性脂肪が高いと指摘された人は、何か対策をしていますか。

よく、中性脂肪の原因は脂っこいものにあるといわれます。
ですから、病院で「揚げ物など減らすようにしてください」と言われた人もいるかもしれません。

しかしながら、脂よりも中性脂肪の数値に対する影響が強いといわれているのは、精製された炭水化物とアルコールだともいわれています。
精製された炭水化物とは、パン、白米、麺類、ケーキ、お菓子などです。
これらの過剰な摂取が、中性脂肪が高い原因になるのです。
精製された炭水化物を摂ると、インスリンが急激に上昇します。
すると、インスリンを作るすい臓に大きな負担がかかります。

十分に処理できなくなってしまった炭水化物は、さまざまな代謝回路を経由して脂肪酸やグリセロールと変化し、中性脂肪の原因となってしまうのです。
普段から炭水化物を摂りすぎだなと感じている人は、ぜひ減らす努力をしてみることをお勧めします。

一般的に、中性脂肪が高い人は内臓脂肪が溜まりやすい体質であることが多いといわれます。
その原因は遺伝にもあるのですが、それよりも善玉コレステロールの量が少ないことにあることが多いとされています。
もし中性脂肪が高く善玉コレステロールが低い場合は、インスリン抵抗性や糖尿病であるという可能性も考えられます。

 

 

14.食事で中性脂肪対策

中性脂肪と聞くと、みなさんはどんなイメージをおもちでしょうか。
多くの人が健康に対して害をなす悪者のように思っていることでしょう。

しかしながら、中性脂肪自体は人間が生きていく上で必要不可欠なものです。
問題は中性脂肪が増えすぎてしまい「中性脂肪が高い」という状態になってしまうことなのです。

けれども、中性脂肪が増えてもなかなか自覚症状が出にくいもので、「なんとかしなければ」と思いつつも、結局そのままの生活を続けてしまう人も少なくありません。
しかし、そのまま中性脂肪が増え続けてしまうと、いわゆる善玉コレステロールと呼ばれているHDLコレステロールが減ってしまい、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールが増えやすくなり、結果として動脈硬化の原因となってしまいます。
そして、動脈硬化は心筋梗塞脳梗塞の原因となります。
つまり、そこまでくると命の危険にもつながるわけです。

中性脂肪が高い原因は、かなりの部分が食事にあります。
実際のところ、中性脂肪値が150?300mg程度の軽い症状であれば、食事を改善することで治る場合がほとんどです。
できるだけバランスのとれた食事を心がけましょう。

また、中性脂肪を減らす効果がある「トクホ(特定保健用食品)」を取り入れるのも効果的です。
青魚に多く含まれ、中性脂肪を減らす作用のあるEPADHAを含む「イマークS」がトクホの中でもお勧めです。
これを毎日飲み続ければ、かなりの中性脂肪対策ができるといっても過言ではないでしょう。

 

 

15.中性脂肪を減らすにはどのような食事がよいか

中性脂肪を減らすには、まず普段の食生活を改善する必要があります。
油断するとつい好きなものばかり食べてしまいがちですが、それではなかなか中性脂肪を減らすことはできません。

それでは、中性脂肪を減らす食事というのはどのようなものなのでしょう。

まず、第一のポイントは食べ過ぎないことです。
カロリーの摂りすぎは、中性脂肪が高い原因となります。
そのため、意識して摂取カロリーを減らすようにしなければなりません。
たとえば、今までしていたおかわりをやめるとか、食べていた量を減らすなどの工夫が必要です。

次に、お肉より魚中心の食事にすることです。
お肉に含まれる脂質を多く摂りすぎると、悪玉コレステロールが増えてしまいます。
週3?4回の食事を魚中心にすれば、だんだんと善玉コレステロールが増えてくるはずです。
イワシやサバ、サンマなどの青魚にはEPADHAが多く含まれているので、意識して多く食べたいものです。

それに加えて、野菜、海藻、きのこ類を食べるようにしましょう。
これらの食品には食物繊維がふんだんに含まれており、糖質や脂質の吸収を抑える効果も期待できます。
また、ビタミンやミネラルも豊富なので、体にとっても嬉しい食品です。

最後は、お酒や甘いものを減らすことです。
アルコールを摂りすぎると肝臓に負担がかかり、中性脂肪が増加してしまうことになります。
週に2回程度の休肝日を設ければ肝臓も休むことができるので、健康にとってもいいでしょう。
砂糖や果物などの糖質も、摂り過ぎないように注意が必要です。

以上のことに注意して食事をすれば、かなり高い効果が期待できるでしょう。

 

 

16.中性脂肪を増やしてしまう食べ物たち

中性脂肪値が高い人は、普段から無意識のうちに中性脂肪を増やしてしまう食品を食べていることが多いです。
それらを食べる量を減らせば、高い効果が期待できます。

中性脂肪を増やしてしまう食品として、一番に挙げられるのは「砂糖」です。
「甘いもの=砂糖」というイメージ通り、お菓子やジュースなど砂糖を使った食品はたくさんあります。
普段から砂糖がたくさん入っているジュースを飲んでいれば、中性脂肪値が高いのも当然といえるでしょう。
飲み物は無糖のお茶や水にしたり、お菓子は食べる量を減らすなど、意識して砂糖の摂りすぎを防ぐことが大事です。

また、果物も中性脂肪を増やしてしまう原因になります。
果物には果糖が含まれていますが、これも糖分なので中性脂肪が増える原因となります。
しかしながら、果物にはビタミンやミネラル、食物繊維なども入っていますので、まったく摂らないというのも問題があるかもしれません。
あくまでも適量を摂るのが理想です。

そして、アルコールもまた中性脂肪を増やす元になってしまいます。
アルコール自体が中性脂肪となるわけではないのですが、それを肝臓が分解する際に中性脂肪の元になるものが作られてしまいます。
ビールならば大瓶1本程度、日本酒ならば1合程度に抑え、飲み過ぎないことが肝心です。
さらに週に2回程度の休肝日をつくれば肝臓も休まり、健康にも役立ちます。

中性脂肪が高い状態が続けば動脈硬化の危険がありますし、さらにそのままでいると脳梗塞などの恐れもあります。
そうならないためにも、普段から中性脂肪を増やす食品を減らす努力が必要です。

 

 

17.中性脂肪を減らす食品たち

健康診断を受けてみたら中性脂肪が高いことがわかり、なんとかしなければと気になってはいるもののどうすればいいのかわからないという人は、まず中性脂肪を減らす食品を意識して摂ることが大切です。

たとえば、大豆には善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす「レシチン」という成分が含まれています。
さらに、不飽和脂肪酸サポニン、食物繊維などコレステロールや中性脂肪を減らす成分が含まれていることからも、積極的に摂りたい食品のひとつです。
納豆なら毎日の食事にも手軽に加えやすいですし、苦手な人でなければ食べ続けることも苦にはならないでしょう。

また、「まいたけ」も血中コレステロールと中性脂肪減らす効果が期待できる食材です。
さらに血圧や血糖値を下げる効果もあり、健康にとっても非常にいい食べ物です。
まいたけの有効成分を十分に発揮させられる調理法は、じっくりと熱を加えていく炊き込みご飯です。
あるいは、ゆで汁まで食べられる汁物もいいでしょう。

さらに、黒酢も中性脂肪を減らすのに高い効果があります。
血流をよくしてくれるので動脈硬化の予防にもなりますし、心筋梗塞脳卒中の予防にも効果的です。
血管が詰まりやすくなるとさまざまな病気を引き起こすので、黒酢を飲んでサラサラの血にしておきたいものです。

それとは反対に、中性脂肪を増やしてしまうことになる砂糖やアルコールなどは、なるべく摂る量を減らすように心がけることが大切です。
そうすれば、中性脂肪も次第に値が減ってくるはずです。

 

 

18.中性脂肪を上げる食品、下げる食品

中性脂肪が高い原因は、その多くが食事に関係しています。
たとえば、食事の量が多い、肉中心、脂ものばかり食べているなど、食事によって中性脂肪が上げられていることがほとんどです。

中性脂肪が高い状態をそのまま放置しておくと、脂肪分が血管の壁にこびりつき、動脈硬化の原因となることもあります。
さらにその状態が続いていると、数年後には心筋梗塞脳梗塞、脳出血などで命を落とす危険性も十分に考えられます。
そのため、普段の食事から何とか中性脂肪を減らすように心がけなければなりません。

中性脂肪を上げる食品は、鶏の唐揚げ、トンカツなどの揚げ物や、白米、ラーメン、焼きそばなどの炭水化物、菓子パン、ショートケーキ、アイスクリームなどの甘いものがあります。

逆に中性脂肪を減らす食品は、玄米、大豆、しいたけ、わかめ、昆布、ごぼう、ブロッコリーなどです。
基本的に、果物には果糖が含まれているので中性脂肪を上げてしまうのですが、リンゴは中性脂肪を下げる効果があります。
中性脂肪を上げる食品を控え、中性脂肪を減らす食品を増やしていけば、中性脂肪値は減少していくはずです。

特に気をつけたいのは食べ過ぎです。
昔から「腹八分目」という言葉があるように、食事はお腹いっぱいに食べるのではなく、ほどほどでやめておくことが重要です。
中でも特にご飯は中性脂肪を上げてしまいますので、物足りないときはキャベツの千切りやおからなどを食べて補うようにしましょう。

 

 

19.中性脂肪の原因は脂っこいものだけか

定期的に健康診断を受けている人はよくわかるでしょうが、検査項目の中で特に引っかかりやすいのが中性脂肪です。
中性脂肪が高いと診断された場合、多くの人が真っ先に思いつくのは脂っこいものを減らすことでしょう。
しかしながら、普段あまり脂ものを食べていない人でも、中性脂肪が高いと診断されるケースがあります。
これは一体なぜなのでしょうか。

中性脂肪が高くなる原因は、遺伝、肥満、治療していない糖尿病、食事などいくつか挙げられますが、この中で最も大きい割合を示すのは食事です。
白パン、白米、菓子パン、クッキーなどの精製された炭水化物は急激な血糖値の上昇を招き、その結果すい臓にダメージを与えてしまいます。

また、アルコールも同様の理由で摂りすぎには注意しなければなりません。
すい臓にダメージが蓄積すると内臓の機能が弱まり、余分な炭水化物はそのまま中性脂肪へと変わってしまいます。
つまり、脂っこいものを控えるだけで中性脂肪を減らすことはできないということになります。
むしろ、重要なのは炭水化物やアルコールの摂取量を減らすことにあります。

お医者さんの中には「できるだけ脂っこいものを控えるように」とだけアドバイスする場合もあるようですが、実際、それだけでは十分でないことがよくわかります。
ですから、普段脂っこいものを全然食べていなくても、ご飯をたくさん食べている人は中性脂肪が高い数値になってしまうのです。
まったく食べるなとは言いませんが、今より量を減らすことを心がけるのがいいでしょう。

 

 

20.中性脂肪を減らすには断酒がいい

健康診断で高いと診断された中性脂肪を減らすには、ダイエットの成功が大きなカギを握っています。
中性脂肪が高くなることには運動不足なども原因として挙げられますが、主な原因は食生活にあります。
特に食事を食べ過ぎたり、アルコールを摂りすぎたりすることが高い中性脂肪値につながります。

筋肉をつけると脂肪が燃焼されやすくなり、その結果として体重も落ちやすくなる。
こういった話はみなさんもご存じのことでしょう。
しかし中性脂肪は、筋肉では燃やすことができない脂肪なのです。
たまに「中性脂肪を燃やす!」などといったキャッチコピーのダイエット商品がありますが、あれは「脂肪酸を燃やす」というのが適切な表現かもしれません。

では、中性脂肪を減らす方法とは何なのでしょう。
毎日お酒を飲んでいる人は、そのお酒を減らすことで簡単に中性脂肪を減らせる可能性が高いといえます。
他に何もせず、アルコールを控えるだけで中性脂肪が減らせるのなら、やってみる価値はあるでしょう。

アルコールは肝臓で分解されますが、その際に中性脂肪が合成されます。
つまり、アルコールを摂れば摂るほど中性脂肪が合成されることになるわけです。
そのため、特別なことは一切せずに断酒しただけで体重が減ったという話も耳にします。

加えて、さらに中性脂肪を減らすことを考えるなら、サプリメントなどを取り入れるのも有効かもしれません。
最近では、EPADHAなどの成分が中性脂肪を減らす成分として注目を浴びています。
これからサプリメントを摂ろうと思っている人は、これらの成分が配合されているものを選ぶといいでしょう。