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リフォーム外壁塗装の注目POINT 料金や種類など

1.訪問販売の外壁塗装業者に注意


そろそろ自宅のリフォームを考えている人で、外壁塗装を検討している人もいるでしょう。
その場合、どのような業者ならば安心して任せることができるのか、というのが大きな悩みとしてあるのではないでしょうか。

国民生活センターのデータによると、2007年から2011年の間、毎年5,000件以上もの訪問販売によるリフォーム工事の被害相談が寄せられているということです。
単純に計算すれば1日10件以上もの被害報告があることになり、そんな状況では外壁塗装の業者には、悪徳業者が多いと考えてしまうのも無理はありません。

外壁塗装の悪徳業者が特に多いとされているのは、訪問販売です。
普通に生活している限り、塗装工事などは一生のうちに何度も経験することではありません。
そのため、費用や相場などを知らないことは、ある意味当然のことともいえます。
そういう知識不足につけ込み、悪徳業者が不当に高額な請求をしたり、手抜き工事をしたりするわけです。

もちろん、すべての訪問販売業者が悪徳業者というわけではありません。
しかし、訪問販売業者が悪徳である可能性は決して少なくないというのが現状です。

そう考えると、外壁塗装をお願いする業者を探す際は訪問販売業者から選ぶのではなく、ネットなどで口コミ、体験談などを参考にして、評判が良い業者を選んだ方が、失敗する可能性は少ないと言えるでしょう。
調べる際には、値段などもしっかりとおさえておきたいところです。





2.外壁塗装業者のここをチェック


家をリフォームするとなったら、外壁塗装をする人も多いはずです。
その場合、業者に頼む人がほとんどだと思いますが、前もって注意しておかないと手抜きの塗装工事をされてしまうことがあります。

塗装のリフォームの現場では「単層弾性塗料」という塗料が使われることがよくあります。
単層弾性塗料は上塗りで厚みをつけるのが特徴なのですが、この塗料を多めに希釈して薄く塗る塗装業者が少なくありません。
この塗料は上塗りして効果を発揮するものですので、それを指定よりも薄くしてしまうと、当然本来の機能が十分に活かされません。
そのため、わざわざお金を支払って意味もない塗装をされることになってしまうのです。

そもそも単層弾性塗料は高価な塗料ではありません。
しかし、メーカーの指定通りに使うとなると、かなりの量が必要になります。

メーカーの指定通りに使うとすれば、大体の目安として150平方メートルほどの施工面積で12缶は必要となります。
そのため、見積もり打ち合わせの際に数缶しか使っていないということが分かれば、完全に水増しであると判断することができます。

さらに付け加えるならば、単層弾性塗料は塗膜の弾性力はそれほど長くはもちません。
よく使われるのはアクリルの単層弾性塗料で、最近ではシリコンの単層弾性塗料も増えてきています。
ただし、シリコン塗料といっても、そこまでの弾性力は期待できないというのが実際のところです。
性能がそこまで高くないにも関わらず大量に使う必要がある製品のため、外壁塗装業者の中にはこの塗料を使わない業者もいます。





3.外壁塗装の種類


自宅をリフォームするにともなって、外壁塗装を考えている人もいるでしょう。
外壁塗装にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴も異なります。

外壁塗装に使用する塗料を大まかに分類すると、4つに分けることができます。

一つ目がアクリル系です。
塗り替え時期は6?7年で、外壁塗装の中では最も安価なものです。
新築住宅の場合、ほとんどがこのアクリル系の塗装が使われています。
難点としては、ひび割れができやすく、汚れもつきやすいことが挙げられます。

二つ目はウレタン系です。
アクリル系に比べると、塗膜が柔らかく、下地の動きによくついてきます。
そのため、アクリル系塗料の欠点を補う意味合いがあります。
コストパフォーマンスを考えると、最もお勧めできる塗料と言えるかもしれません。

三つ目はシリコン系です。
塗り替え時期は12?15年で、アクリル系と比べると2倍ほど長持ちします。
価格や性能はウレタン系とあまり変わりません。
多少ウレタン系よりも汚れにくいという面があります。

四つ目はフッ素系です。
塗り替え時期が15?20年と最も長持ちしますが、価格も一番高くなります。
一般的には、外壁よりも屋根の塗料として使われることが多いです。
予算に余裕があるなら、外壁に使用するのも悪くないでしょう。

リフォームする際には、やはり予算が限られてくるはずです。
高価な塗料を使い、その後ずっと放置したままでいるよりも、10年程度で塗り替えた方が見た目的にも良いという面もあるため、ウレタン系の塗装を勧める塗装業者も多いようです。





4.外壁塗装の契約前後で注意すべきこと


外壁塗装や内壁塗装などの塗装工事は金額が100万円を超えることもあり、リフォームにかかる費用の中でも、その割合が大きいといえます。
そのため、後悔しないリフォームにするためにも、できるだけ優良な業者に頼みたいものです。

塗装工事を行う際に、契約前後でいろいろと注意すべき点があります。

まず一つ目が、最終見積書についてしっかりと説明を受けているかどうかです。
打ち合わせをしていくうちに、値引き依頼や工事内容の変更などで最初の見積もりと内容が変わってしまうことがよくあります。

もちろん実際の工事は最終見積書に基づいて行われます。
そのためしっかりと確認しておかないと、自分が思っていたのと違う工事が行われてしまう可能性があります。
これは悪徳業者かどうかという問題ではなく、単なる勘違いの場合もありますので、金額や工種、工事範囲などは十分に確認しておいた方がいいでしょう。

また、保証についての確認しておくことが重要です。
契約書に保証の規定が書かれていないことは、十分にありえることです。
口頭で説明されたり、別紙で説明されることもあるでしょう。

基本的に、契約書と保証書は別物です。
そのため、保証に関して不安な場合は再度確認してみる必要があります。
きちんとした業者ならば、保証書を提示して、内容を説明してくれるはずです。
外壁塗装の保証は、塗膜のひび割れは対象外となっているのが普通です。
しかし、親切な業者だと、1年以内ならば無料で対応してくれるところもありますよ。





5.外壁塗装を行うべき時期


リフォームなどで外壁塗装を行う際、どのような時期に行うのがいいのかということを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
外壁塗装は天候や気温などに左右されやすいので、できれば避けておいた方が良い時期もありそうです。

塗装のカタログを見ると、気温が5度以下、湿度が80%以上のときは、塗装を避けてくださいと書かれていることがあります。
そう考えると、真冬に外壁塗装をするのは、あまり向いていないとも言えます。
首都圏や、南の暖かい地域ならば、そこまで気温が下がることもないので、冬でもそこまで問題になることはないでしょう。

塗装は上塗りをしていくのが基本です。
そのため、下地が十分に乾いていないと、上塗りすることができません。
気温がとても低い場合は下地がなかなか乾かないため、乾燥までに時間がかかってしまいます。
特に東北地方では、真冬の時期は気温5度以下の日がほとんどです。
さらに0度以下になってしまうと塗膜が凍ってしまうため、もはや仕事になりません。
ですので、これらの地域では冬の一定期間は外壁塗装などはほとんど行われていません。

また、いつ塗り替えを行うべきかというサイクルは、下地の材料や外壁の種類によって異なってきます。
塗装は建物が傷まないために必要なことです。
直接、紫外線や風雨などにさらされてしまうと、建物はすぐに傷んでしまいます。
そうならないためにも、適切な時期にリフォームを施しておきたいものですね。





6.信頼できる塗装業者を見極める


後悔のないリフォームにするために、外壁塗装は信頼できる業者に頼みたいものです。
業者を選ぶ際に決め手となるのは、見積もりや打ち合わせの際に施工内容を詳しく説明してくれるかどうかにあります。

優良な業者であれば、説明を聞いているだけでリフォーム後の様子が想像できてきます。
また、不安や疑問に思ったことを質問すれば、こちらが納得できるような回答をしてくれます。
こちらの疑問に対してしっかり答えられない業者だったら、ちょっと信頼できませんね。

リフォームで外壁塗装をするということは、人生においてそう何度もあることではありません。
そのため、どういう行程で工事していくのか、なぜその作業が必要なのかということは分からないことが普通でしょう。
どの塗料にどういう特徴があるかなど、知っている人の方が少ないはずです。

こういう素材は、このような利点があるが、反面このような欠点もある。
こちらは性能がいいけれども、その分値段も高くなってしまう。
価格は高くなってしまうが、こういう理由でこの作業はした方が良い。

などなど、さまざまな説明を聞くことができれば、工事を任せる方としても安心できるはずです。
ただ金額だけ告げてきて、工事費用についてばかり延々と語られてしまったら、本当にこの業者に任せて大丈夫なのだろうかと不安になってしまいますよね。

塗装後どのような仕上がりになるか、過去に施工した現場を見せてくれる業者も中にはあります。
実際にできあがったものを見れば、依頼する側としても安心できますね。





7.外壁塗装の相場


家屋のリフォームの中でも、外壁塗装工事は相場がつかみづらい工事です。
というのも、料金の多くを占めるのが職人の人件費だからです。
塗料などの材料は、はっきりと価格が分かっているため相場もつかみやすいのですが、人件費はその会社のやり方や工程によって変わってくるので、一概には相場がつけづらいのです。

かといって、できるだけ人件費がかからない会社が良いかというと、そういうわけでもありません。
人件費が削られれば、できるだけ省力化されることになります。
そうすると、塗り方や塗料などもできるだけ安くて、簡単な工法になってしまいます。
場合によっては、下地の補修などの手間を削ってしまうこともあります。

昨今は建築不況と言われていますが、リフォームなどの塗り替えの需要はまだまだ大きく、そのため、価格競争がより激しいものとなっています。
しかし、あまりに価格至上主義になってしまうと、外壁塗装のクオリティが低いものになってしまうことも否定できません。
しっかりした外壁塗装を行うとなると、それなりに価格がかかるということをあらかじめ認識しておく必要があります。

最近の相場だと、1平方メートルあたり8,000円くらいが相場ではないかと考えられます。
ただ、昔ながらの塗装業者の感覚だとこの値段ではかなり厳しく、大体1万円ほどはかかってくるでしょう。

値段を抑えるためにある程度コストを抑えた今風の塗装工事を行うか、ある程度の出費は覚悟してこだわりの職人にお願いするか、予算と合わせて選択する必要があります。





8.外壁塗装の適正価格とは


リフォームの外壁塗装の適正価格を知る上で、そもそも何をもって適正とするのかという定義づけの問題があります。
ひとつは相場価格のような、市場で多くの業者にあてはまる価格を適正であるとする考え方です。
それと比較して、あまりに高い場合は適正でないと判断されます。

もうひとつは、価格を構成している原価と利益のバランスです。
リフォームの外壁塗装をする際に、この塗料を使い、こういう行程を行い、利益率がこのくらい、というバランスが良いものを適正価格とする考え方です。

通常は、このどちらかを基準にしていることがほとんどのはずです。
ただ、このふたつで考えたとしても、一方では適正価格であるのに、もう一方ではない可能性もでてきます。

たとえば、高い塗料を使い、丁寧な行程で外壁塗装を行った場合、価格はかなり高くなってくるでしょう。
そうすると、相場価格と比べると適正価格ではないけれども、バランスを考えると適正価格であるということもありえるのです。

そもそも外壁塗装の料金は、人件費によるところが大きいものです。
真面目な塗装業者ならば、きちんと3度塗りをしていることを証明するために、2回の上塗りを異なる色で塗っているところもあります。
それに対し、見積りでは3度塗りすると言っていながら、塗装箇所によっては上塗りを1度しかしない業者もいますし、塗料を必要以上に薄めて使い、原料費を安くあげようとする業者もいます。

そう考えると、安いから適正価格であるというのは、ちょっと違うのではないかという気もしてきますね。





9.サイディングの塗り替えのタイミング


住宅に使われる外壁は、かなり種類が多いものです。
その中で、一般的に普及している外壁に「サイディング」というものがあります。

サイディングとは比較的新しい建築外壁材で、セメントなどの非金属原料を高熱処理して作られます。
従来の木造戸建ての外壁材料は、モルタルを下地にしてその上から外壁塗装を施すことが一般的でした。
しかし、このサイディングを使用すると、モルタル工法より短期間に工事ができ、その上、手間もかからなくなることから、現在ではほとんどの住宅外壁がこのサイディングを使用したものになってきています。

またサイディングの中でも、無塗装板と塗装板に分けることができます。
無塗装板は現場で塗装することになるので、従来のモルタルの代替として使われていると考えても良いでしょう。

それに対し、塗装板は工場で色や柄などが塗装されています。
そのため、現場で塗装する必要がないため、外壁塗装の手間が省かれるのです。
割合としては、手間がかからないこともあり、塗装板が使われることが圧倒的に多いようです。

サイディングの外壁をリフォームなどで、塗り替えるタイミングは新築から10年目というのが一般的です。
ただし、製品によっては7年から8年で塗り替えた方がいい場合もあります。
一方、高価なサイディングになると、もっと長い期間もつものもあるので、リフォームのタイミングは信頼できる業者に聞いてみるのが良いでしょう。
工場で塗装された塗装板は、このように使用されている塗料によって塗り替えのタイミングに幅が出てきます。





10.リフォームローンを利用して外壁塗装を


自宅のリフォームの際に、外壁塗装をし直すことになる人も多いでしょう。
外壁塗装にかかる費用は決して安いものではなく、家の広さ次第では何百万円とかかるケースもあります。
何百万円となると、なかなか一括では払いづらい金額です。

そこで利用したいのが、リフォームローンです。
リフォームローンというと、改築や増築のみで使えるようなイメージがあるかもしれませんが、外壁塗装でも利用することができます。

もちろんローンですから、利用する際には審査に通らなければなりません。
リフォームローンの審査は、利用する人の収入や自己資金がどれくらいあるかに関わってきます。
もちろん、自己資金が多いほどローンは通りやすくなります。

また、見落としがちなのが、外壁塗装をする業者そのものも審査されるということです。
ローンを利用する人に問題がなくても、外壁塗装をする会社に何らかの問題があれば、審査は通りません。
そのため、ローン会社からも十分に信頼されるような外壁塗装業者を選ぶ必要があります。

信頼できる外壁塗装業者かどうかというのは、見積もりや打ち合わせを重ねるうちに何となく分かってくるでしょう。
説明をきちんとしてくれなかったり、こちらの質問に対してちゃんと答えられないようなところは、恐らくローン会社からの信頼も得られないでしょう。

手持ちのお金がないという理由で外壁塗装を先延ばしにしてしまうと、自宅の損傷が広がってしまいます。
そうすると、結局修繕費などでもっと多くのお金が必要になることもあります。
そのため、リフォームローンを利用して早めに外壁塗装を行った方が良いでしょう。





11.外壁塗装の料金に開きがあるのはなぜか


リフォームをするために外壁塗装の見積もりをとると、業者によってかなり料金の開きがあるということに気がつくことがあります。
同じようなリフォームの塗装工事をしようとしているのに、なぜこんなにも料金が違ってくるのでしょうか。

塗装工事を行う際に料金を構成する要素には「材料費」「人件費」「経費」「利益」などがあります。
この4つのうち、工事費用の大半を占めるのは材料費と人件費です。

外壁塗装を行う場合、同じ塗料を使用し、同じ回数を塗るとなれば、そこまで材料費に違いは出てきません。
ということは、大きな違いが出てくるのは、この人件費だと言うことがわかります。

たとえば、現場をたくさんこなして、とにかく利益を上げたいと考えている親方ならば、仕上げまでのスピードを重視します。
あまりに丁寧すぎる仕事をしていれば日数もかかりますから、職人にはある程度作業を省略してでも早く終わらせようとするでしょう。

それに対し、代々続けてきた職人気質の親方ならば、自分が納得できるような丁寧な仕事をするはずです。
そうすると当然手間がかかりますので、工事により長い期間を要する分、費用も多くかかってきます。

では、この二つをどうやって判断するかというと、見積書の説明を聞いてみれば大体検討がつくはずです。
説明があっさりな業者は、工事の方もあっさりである可能性が高いといえます。

あとは仕事を頼む方がどちらを選ぶかという問題になります。
そこそこのレベルで安く早く仕上げてもらうか、ある程度料金が高くなってしまっても丁寧な仕事をしてもらうかで、選ぶ基準が変わってくるでしょう。





12.外壁塗装の見積書の見方


外壁塗装をする場合、作業に取り掛かる前に見積書が渡されます。
見積書の書き方は業者によってもさまざまで、細かく工事項目を書いているものもあれば、その反対に省略して書いているところもあります。
省略されているから悪いということはなく、あまりに詳しく書きすぎると素人の人にはわかりにくいと考えて、わざと簡略化しているケースもあります。

さすがに塗装部位が書かれていない見積書はないでしょうが、塗装回数が書かれていない見積書は意外とあります。
しかし、本来塗装工事見積書には塗装回数を書かなければならないようになっているので、もし記載がない場合は、しっかりと聞いてみましょう。

リフォームなどで外壁塗装をする場合は、3回塗りが基本です。
下塗り、中塗り、上塗りというのが一般的ですが、中には下塗り、上塗り、上塗りで合計3回としているところもあります。

そもそも下塗りは上塗りをのりやすくするために塗りますので、上塗りとは異なる塗料が使われるのが基本です。
塗装回数を書いていない見積書だと、使用する塗料についても書かれていないはずなので、注意が必要です。

また、リフォームにおける外壁塗装で、外せない工程が下地処理です。
もし下地処理に関する記載が見積書にない場合は、その業者はやめておいた方が良いかもしれません。
この記載がない場合、この工程を外されても文句をつけることができなくなってしまいます。

万が一、下地処理や下地調整という項目が見積書に見当たらない場合、ヒビ割れや欠損をどう処理するのか必ず確認してみる必要があります。





13.外壁塗装の色の決め方


外壁塗装をリフォームする際に、今までとは少し違う色にしてみようと考えている人もいるかもしれません。
しかし、外壁塗装をリフォームしたけれど、自分が想像していたものとは違う仕上がりだったということも、ないことではありません。

外壁の色を決める場合、周りの家々と馴染むような色であることが無難です。
そうすると自然に落ち着いた配色に決まってくるでしょう。
さらに、屋根の形や建物全体のフォルムを考えると、使えそうな色は限られてくるはずです。
そうなると、ただ好きな色を選ぶだけでは十分ではないということが分かります。

塗りたい色が決まったら、今度は使用する塗料の見本帳を見てみましょう。
使用する予定の塗料に、使いたい色がない場合、塗料の変更も検討しなければなりません。
それによって金額が変わってしまうこともあるので注意しましょう。

最も確実に仕上がりをイメージすることができるのは、実際に同じ塗料を使った現場を案内してもらうことです。
同じ色、同じ塗料がベストですが、必ずしもそれがあるとは限りません。
その場合は、近い色の現場を見せてもらいましょう。

実際の建物を見てみると、色見本とは違う印象になることもよくあります。
そのため、見本だけで決めるのではなく、実際に建物を見てみる方が確実だといえます。

また、外壁が板張りの場合、薄い色から濃い色へは塗り替えができますが、その逆にはまずできません。
その上、板張りの外壁に濃い色を使うと、自分が思っていた以上に濃く見えることもありますので、こちらも注意が必要です。





14.塗装業者選びの大切なポイントとは?


外壁塗装などを依頼する場合、選択肢として考えられるのは、大手塗装業者、町の塗装店、建築会社、工務店、リフォーム業者など、いろいろな業者が挙げられます。

一般的に外壁塗装は、契約した会社が施工してくれる自社施工に頼むのが安心だと言われています。
なぜなら、自社施工でないと、契約した会社が下請けの塗装会社に工事をさせるため、マージンが発生して割高になってしまうからです。
同じ内容でリフォームの工事をしてもらって、料金が高くなるのは歓迎できることではありません。

だからといって、自社施工のところならどこでも大丈夫かというと、そういうわけでもありません。
町の塗装店であっても、塗料のことにそこまで詳しくないところもありますし、高い粗利益をとる自社施工の塗装店があるのも事実です。

もちろん、腕が確かな下請け業者もいますし、クオリティを高く保つため、現場にダメ出しをどんどん出してくれる元請け会社もあります。
そのため、必ずしも自社施工が安心で、下請けに出す業者がダメとは言えないのです。

最も良い方法は、プロとして確かな仕事をしてくれる自社施工の業者を見つけることでしょう。
それならば、余計なマージンもなしでレベルの高い仕上がりも期待できます。

業者選択のポイントは、見積書の中身をしっかりと見比べてみることです。
「ここはどうなっているんだろう」ということがあれば、どんどん聞いてみることをおすすめします。
その質問にしっかりと答えてくれる業者なら、そうそう悪いことにはならないはずです。





15.外壁塗装の見積書のココを見る


新築やリフォームで、外壁塗装をする際に、必ず見積書が渡されるはずです。
そこにどのような材料を使い、どの部分をどのような工程で作業していくかが書いてあります。

リフォームの外壁塗装に関わらず、建築工事の見積書では、よく「一式」という表現を見かけます。
詳細をつらつらと書いても、素人目には何が書いてあるか分からないものです。
そのため、そのあたりを全部まとめて「一式」と表記しているわけです。

しかし、やたらと「一式」という言葉が使われているようなら注意が必要です。
見積書にはもちろん詳しく書くべき箇所もあります。
見積もり前の施工面積がいい加減に行われていて、実際の工事すべき面積とだいぶ異なっており、料金も全然違ってくるということも、ないことではありません。

基本的に見積書に「一式」と表記されていても、データはしっかりと保存されているはずです。
気になった部分があった場合は見せてくれるように頼めば、良識ある業者なら必ず見せてくれるはずです。

見積書の中で、よく「一式」という言葉が使われるものに、下地調整前に行われる施工面の洗浄工事があります。
また、サイディング面の補修、下地調整、諸経費なども「一式」が使われることが多いものです。

逆に、塗装施工全般は普通「一式」では表記されません。
外壁や軒裏などは、メートルや平方メートルでしっかりと書かれているのが通常です。
もし、そのあたりも「一式」と表記されていた場合は、詳細がどうなっているのか尋ねてみた方が良いでしょう。





16.外壁塗装のDIY


最近では、リフォームの際の外壁塗装を自分で行う人も増えてきているようです。
「Do It Yourself」の略で、DIYなどとも呼ばれています。

リフォームの外壁塗装を自分の手でやるメリットはいくつかあります。
まずは、なんと言っても安上がりです。
外壁塗装にかかる費用は、人件費が主になるのが一般的です。
そのため、自分でやる場合はその分がそっくりそのまま浮くことになりますので、業者に頼むよりもかなり安くなります。

自分で何かを作ったりするのが好きな人にとっては、いろいろと調べて作業をしていくのは楽しいでしょう。
塗料や、塗り方に関する知識もどんどん増えていくでしょう。
また、人に任せるよりも、自分が納得できるまで存分に作業することができるので、満足度も非常に高いものになるはずです。

とはいえ、DIYによる外壁塗装はメリットばかり、というわけではありません。
デメリットしてまず考えられるのは、危険性の問題です。
壁を塗ることになりますから、2階建ての家ともなるとかなり高所での作業になります。
落ちてしまえば怪我をすることもあるでしょうし、頭から落ちたりすれば怪我では済まない可能性すらあります。

加えて家1軒をしっかり塗るとなると、足場も組まなければならないでしょう。
しかも、塗る場所に伴って、足場を移動させなければなりません。
そういうことをするのが面倒だと感じるなら、なかなか思うような仕上がりにはならないでしょう。

一人で作業するとなれば、それなりに日数もかかってきます。
まさか途中でやめるわけにもいかないので、自分でやるにはそれなりの覚悟が必要になります。





17.外壁塗装110番とは


外壁塗装の相場というのはなかなか分かりづらいもので、言われるがままに見積もりの金額を支払ってしまうと、後悔してしまうことにもなりかねません。

そもそも、外壁塗装をする機会は新築するときとリフォームのときくらいで、そんなに頻繁にあるものでもないので、知識がなくても当然といえば当然でしょう。
見積書の値段が相場と比べて高いのか安いのかという判断も、ちょっと難しいかもしれません。

そこで、これからリフォームなどで外壁塗装を考えている人に利用して欲しいのが「外壁塗装110番」です。
外壁塗装110番は複数の塗装業者に一括で見積もりを出すことができるサイトで、しかも無料で利用できます。
一社だけなら安いか高いかの判断はつきかねますが、複数の業者に見積書を出してもらえば、値段の相場がどのくらいなのかも判断できますね。

しかも、外壁塗装110番では、申し込みした後にこちらの要望をさらに詳しく聞いてくれた上で、お勧めな業者を紹介してくれます。
そのため、自分でむやみに探して外壁塗装を頼むよりも、高い確率で良い業者に巡り会えます。
親身になって相談にのってくれるので、そういう意味でも安心度は高いといえるでしょう。

また、万が一何らかのトラブルが発生した場合には顧問弁護士による無料相談を受けることもできます。
これなら、何かあったときにも安心ですね。
見積もり後のキャンセルも自由にできますので、まずは一括見積もり依頼をしてみるのが良いでしょう。





18.塗料から外壁塗装の相場を考える


これからリフォームで外壁塗装を頼もうというときによくあるのが、外壁塗装の相場がよく分からないということです。
それぞれの塗装業者が提示する価格には結構な開きがあり、一体どの塗装業者と契約すればいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。

外壁塗装の料金を構成する要素のひとつとして、塗料があります。
この塗料も、種類によってだいぶ値段が異なります。

たとえば1平方メートル辺りの外壁単価を比べてみても、シリコンが1,800円から2,700円、フッ素が2,700円から4,800円、光触媒が2,500円から5,500円、遮断熱が2,200円から3,800円と、ものによっては3倍近い値段の開きがあります。

もちろんこれは安ければ良いというものではなく、外壁の素材によっても適するものが変わりますし、一般的に高いものの方が長い期間もったり、いろいろな効果が期待できます。
さらに足場を組んだり、高圧洗浄をしたり、養生費、軒天塗装などをすることを考えると、30坪の一般的な外壁塗装の相場は80万円から100万円という計算になります。

つまり、これよりも高い200万円という見積額でしたら高すぎますし、反対に30万円という見積額では安すぎるので、どこかで手を抜いている可能性もあります。

相場がどのくらいかを大体でも知っておけば、リフォームする際に高額な費用もぼったくられる心配もなくなります。
「これはちょっと高いな」と感じたら、他の業者に見積もりを再検討する方が良いかもしれませんね。





19.外壁塗装の手抜き工事のココに注意


外壁塗装の業者の中には、手抜き工事を行うところもあります。
手抜きをすることにより経費を削減させ、その分を儲けにするわけです。
しかし、素人目にはどこが手抜きなのかということは、なかなか分かりづらいものです。
また、手抜き工事をされたとしても1日2日で分かることは稀で、半年以上経ってから手抜きだったと気づくこともあります。

せっかくリフォームをして、10年もつはずの耐用年数が3?4年になってしまうトラブルに見舞われれば、経済的にも精神的にも負担はかなりのものになります。
また、早くに再び壁が傷んできたら、ボロボロのままではいられないので再度リフォームをし直さなければなりません。

悪徳業者の手口には、いくつかパターンがあります。
たとえば、塗料は3回塗ることが主流です。
むしろ、3回塗らないと本来の効果を発揮できないともいえます。
それを1回、または2回しか塗らない業者がいます。
そうなると耐用年数も、もちろん短くなってしまいます。

さらに悪質な業者になると、塗料を水で薄めて用いることもあります。
そうすれば少ない塗料で広い面積を塗ることができるわけですが、当然塗料の性能も格段に悪くなってしまいます。

また、塗料を上塗りする場合、先に塗った塗料が完全に乾いていなければしっかりと定着しません。
しかし、職人の工費を削減するために、完全に乾く前に上塗りをしてしまう業者もいます。
乾燥が不十分だと、早期に塗料が剥がれてしまう原因となります。

さらに外壁塗装をする前には、準備として外壁のヒビ割れを補修したり、表面を滑らかにする下処理が必要になります。
これもまた、経費削減のために飛ばしてしまう業者がいるので注意が必要です。





20.外壁塗装の予算の決め方


そろそろリフォームをしようと考えたとき、まず気になるのは、外壁塗装の費用はどのくらいかかるのかな、ということでしょう。
また、リフォーム関係の訪問業者のトラブルが多いため、どこの業者に決めれば良いのか、決めかねている人もいるかもしれませんね。

外壁塗装にかかる費用は決して安いものではありませんし、何年もそのままであることを考えると、決して失敗はしたくないものです。
外壁塗装の相場はなかなか分かりづらく、見積もりを出してもらっても、それが高いのか安いのかという判断がつきかねる場合があるでしょう。
そこで、後悔しないためにも、あらかじめこちらから予算を伝えておくことをおすすめします。

業者に見積もりを依頼する際、あらかじめ「予算は○万円なので、この範囲内で外壁塗装をお願いします。」とはっきり伝えておけば、業者もそれに合ったプランを提案してくれるはずです。
この場合、明確に金額を伝えることが大切で「○万円から○万円」という曖昧な言い方はあまりよくありません。

さらに、予算に加えてこだわりたい点も伝えておいた方が良いでしょう。
いくら予算内におさまったとしても、自分の希望とあまりにも違う仕上がりならば、到底満足はできません。

塗装というものは特殊な分野でもあるので、専門用語をいろいろ出されてしまうと混乱してしまう可能性もありますし、うまく言いくるめられてしまう心配もあります。
後々のトラブルを防ぐためにも、分からない点や疑問に思った点はしっかりと質問をしたり、話し合ったりすることが重要です。
よくわからないからプロに任せておけばいいと済ませず、積極的に意見を言っておくことが大切です。